セットバック
2016年09月05日
本日9月5日は、
クリーンコールデー(石炭の日)だそうです。
通商産業省(現在の経済産業省)の呼びかけにより、日本鉄鋼連盟・電気事業連合会・日本石炭協会等8団体が1992年に制定。
「ク(9)リーンコ(5)ール」の語呂合せ。
エネルギー源としての石炭のイメージアップを図り、ほかの化石燃料に比べて二酸化炭素の発生量が多い石炭をクリーンなエネルギーとするための技術開発に取り組んでいることをPRする日。
火力発電所の一般公開等が行われるようです。
近日始まる現場です。
造成工事を行い、その後車庫・離れを建築します。
建築基準法の道路では、敷地が建築基準法に適した道路として
原則4mの幅員道路に接道している必要があります。
4mの幅員がある道路は市街地に行けば、それほど多くはありません。
1mの幅員しかない道路なんて一杯あります。
路地に入っていく感じですね。
それでも、家はたくさん建っていることがあります。
昔は道に自動車が入ってくるという概念がなかったためです。
道が細くても、住宅等を建築していきました。
しかし、現代では救急車や消防車など緊急車両が入ってこれる道を確保しなければならないため、
幅員4mの道路を作っていくことになります。
それが「セットバックです」
4mの幅員がない道路でも、
お互いに道路の中心線から2m分を控えて
構造物をつくることで、道路を確保していきます。
最終的には、その控えた部分を提供することになると思います。
(名義をそのままにするかたもみえますが・・)
道路が広くなった分、
利便性が高まります。
控えた部分の面積が減ったとしても、その敷地の価値は高くなるということです。
セットバックの必要のある道路は、皆様お互いに協力していきましょう!